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1月11日のブログで「認知症を改善する食生活」について
述べさせていただきましたので、今回は食生活以外で
認知症にならない生活習慣について述べさせていただきます。
①アルコール
アルコールを代謝するにはビタミンB1の消費が増えますので
過度な飲酒は認知症を悪化させます。
ただ赤ワインに含まれるポリフェノールには認知症の予防効果
があると言われていますので、1日にグラス半分~1杯の赤ワインは
推奨されるかもしれません。
適量については主治医の先生と相談してください。
②運動
人とコミュニケーションをとることは認知症予防に
大きな効果を発揮します。
テニス、卓球、囲碁、将棋等はお勧めです。
一人で行うカラオケ、折り紙、けん玉等は毎月必ず
新しい技に挑戦してください。
いつもいつも鶴ばかり折っていては脳はあまり活性化しません。
③タバコ
タバコは一時的に脳内にドーパミンを分泌しますので、
認知症に効果があると勘違いされる方も多いのですが
ニコチンの作用で脳血管が収縮しますので
認知症にとっても百害あって一利なしです。
逆に禁煙によって認知症が改善される方はたくさん
おられますので、現在喫煙しておられる方は早急な
禁煙をお勧めします。
④高血圧、糖尿病、高脂血症
これらの疾病があると、動脈硬化によって脳の血流が
悪くなり、認知症が悪化しますので主治医の先生に
必ず治していただきましょう。
⑤2020年5月11日のブログ「認知症はこうしたら治せる」、
2021年1月11日のブログ「認知症を改善する食生活」も、
どうぞ合わせて参考になさってください。