岡藤クリニック

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オミクロン株について その1

 

オミクロン株とは、2021年11月24日に南アフリカから報告された新型コロナ

ウイルス変異株の1種である。去年の7月8月に大流行したデルタ株と比較しても

今回流行しているオミクロン株はとても感染力が強い。

 

デルタ株は、5日後に2人、10日後に4人、15日後に8人に感染する。

一方のオミクロン株は、デルタ株よりも潜伏期間が短く感染スピードが早いため、

2日後に2人、4日後に4人、6日後に8人、8日後に16人、10日後に32人に感染する。

 

オミクロン株が感染拡大している背景には、病原体の強い感染力と新型コロナ

ワクチンを2回接種後、5ヶ月以上経過して、新型コロナワクチンの

感染予防効果が低下している可能性がある。専門家によると、先週が感染者の

ピークだとされていたが、今年の7月くらいまでオミクロン株は流行するのでは

ないかと予測されている。

 

従来株と異なり、オミクロン株は、のどに近いところで増殖するため、普通の

風邪に近い症状が出現すると考えられる。のどの痛みが最も顕著に表れ、

発熱する方は3割程度だとされている。

 

ウイルスは、1ヶ月に500回変異を行い、ウイルスが残れるものだけが生き残る。

そのため、オミクロン株は、感染力は強いがウイルス自体は弱くなっている。

しかしウイルスが弱くなっていても侮ってはいけない。

 

次回はワクチン接種について述べてみます。

 

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