点滴療法

にんにく点滴

にんにく点滴は、肉体の疲労回復、疲れやだるさ、倦怠感の回復に即効性を求める方に効果的です。主成分は、疲労回復に効果を発揮するビタミンB1とグリチルリチンというもので、注射するとにんにくのような匂いがすることからにんにく注射と呼ばれます。（にんにくは入っておりません。）

また、疲れやだるさを取るためだけではなく、術後の体力回復、肩こり、片頭痛、関節痛、腰痛、口内炎、眼精疲労、睡眠不足、風邪の引きはじめなどにも大変効果があります。また肌荒れでお困りの女性にも活用されています。

プラセンタ注射・点滴

胎盤のことをプラセンタといいます。母親の胎内で胎児と母体をつなぎ胎児を育てる臓器です。この胎盤から抽出された有効成分を注射として治療に用いているのがプラセンタ注射です。

胎盤の中には、様々な有効成分、栄養成分、活性物質が含まれており、胎盤の薬効は古くから注目されていました。更年期障害の諸症状を改善し、アンチエイジング（お肌の若返り）や、冷え性、肩こりや腰痛などの痛みも緩和させる作用があります。またプラセンターの代謝活性・ホルモン調節機能は、男性にも抜群の効果を発揮します。

美白点滴

美白成分をダイレクトに注入する事で、海水浴やゴルフ等の日焼けで発生した皮膚内のメラニン色素を分解するとともに、皮下の毛細血管を収縮させて肌の透明感をアップさせます。

日々の美白には内服薬もご用意しております。

注射回数

日焼け直後は1週間に2～3回の点滴をお勧めしています。日焼けが落ち着いた後や美白目的の方は1〜2週間に1回を継続的に行うとより効果的です。

副作用

副作用の心配はありませんが、ごくまれに下段※にまとめた症状が起こる場合がございます。

デトックス点滴

合成アミノ酸の一種であるキレート剤を点滴して、体内の有害物質を排出する究極の身体浄化法です。

体内のあらゆる臓器の機能を正常化し、代謝機能を回復させます。

注射回数

1～2週間に1回を継続的に行うと効果的です。
血行の改善、血管の酸化防止効果もあるため糖尿病や脂質異常症といった生活習慣病の方は定期的に点滴することで合併症を予防する効果があります。

副作用

副作用の心配はありませんが、ごくまれに下段※にまとめた症状が起こる場合がございます。

高濃度ビタミンC点滴

身体に溜まった毒素や有害物質、ガン細胞を消去します。ガンの予防、動脈硬化の改善による心筋梗塞や閉塞性動脈硬化症の治療の他、既にガンと診断された方の治療中や再発予防にも強力な効果を発揮します。岡藤クリニックでは冷蔵コンテナで空輸された防腐剤の一切入っていないアイルランド産のビタミンCを使用しています。

注射回数

アンチエイジング・美容目的の方は、1～2週間に1回を継続的に行うと効果的です。
抗がん目的の場合は1週間に2～3回を継続的に行うことをお勧めしています。投与量や回数は患者様によって異なりますため患者様ごとに増量計画を立ててお話しいたします。

副作用

高容量の点滴を行う方は事前にG6PD欠損症の検査が必要です。
ビタミンCには利尿作用があるため喉が渇きやすくなります。点滴中は水分補給を行うことが望ましいです。また、血糖を下げるインスリンを分泌することがあり、稀に低血糖（めまい、冷や汗等）を生じることがあります。