岡藤クリニック

MENU
ご予約・お問い合わせはこちら

ブログ

Blog

診療時間表

乳酸菌の真実 その1

 

 

乳酸菌とは、炭水化物などの糖を消費して乳酸をつくる細菌の総称である。

人間の体の細胞は30兆個に対し、腸内には100兆個の細菌が存在する。

体重60㎏の人の腸内細菌の重さは1.5㎏にも相当する。

 

産まれた直後の体内に腸内細菌はいないが、生後3日頃には善玉菌の

ビフィズス菌が増え、離乳食を食べるころには悪玉菌が増えていく。

そのため、腸内細菌は離乳期のころにほとんど形成されている。

そして一度形成されるともう数は増えない。

 

腸内細菌100兆個のうち、善玉菌が2割・悪玉菌が2割・日和見菌が6割である。

善玉菌とは、消化吸収を助け、病気に対する抵抗力をつける等の

健康維持や老化防止に影響のあるものである。

悪玉菌とは、炎症を起こしたり、発がん性物質を作り出す等のからだに

悪い影響を及ぼすものである。

日和見菌とは、特に良い働きも悪い働きもしないが、善玉菌が多ければ

大人しくしているが、悪玉菌が増えると有害な作用を及ぼすこともある。

 

善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスは年齢や体調によって変化する。

善玉菌が増えると悪玉菌が減り、善玉菌が減ると悪玉菌が増える。

健康維持のためには、善玉菌を強化する必要があり、腸内細菌のバランスを

整えることが重要になる。

 

 

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ