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熱中症とは、高温多湿な環境下で体内の水分や塩分のバランスが乱れることや
体温調節機能がうまく働かないことにより、体内に熱が溜まり筋肉痛や大量の
発汗、さらには吐き気や倦怠感などの症状が現れることである。
熱中症が重篤化すると意識障害を引き起こす可能性もある。
一般的に熱中症の発症年齢は、乳幼児から高齢者までと幅広い。
高温多湿である夏に発症率が高いと言われているが熱中症を誘発する要因は、
高温多湿という環境要因のみでなく、作業要因、衣類・装備要因、不摂生
・年齢・体調などといった個人の身体要因も関わっている。
環境要因となるのは、気温や湿度の高さだけでなく、風の有無や屋内の環境も
含まれる。
作業要因とは、激しい運動や作業・十分な休憩が取れないことや長時間の
屋外作業のことである。暑い環境での長時間の作業だけでなく、
急激な気温上昇や環境変化における行動にも注意しなければならない。
衣服・装備要因とは、通気性・透湿性の低い衣類や保湿性・吸熱性の
高い衣服を着用することである。
熱中症を予防することを目的とした暑さ指数というものがある。
暑さ指数とは、気温・室温・輻射熱を取り入れた指標である。