岡藤クリニック

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カフェイン依存症について その1

昨年の健康診断の結果、腎機能の数値が悪い人が多数見受けられた。

カフェインには、腎機能障害を引き起こすことがあるので、注意してほしい。

 

カフェイン依存症とは、主にコーヒーやエナジードリンクや栄養ドリンク

などに含まれるカフェインの取り過ぎによって生じる中毒症状のことである。

 

集中力を高めたい時や眠気を覚ましたい時に、コーヒーやエナジードリンクを

飲む方は多い。カフェインを摂取すると頭がスッキリして集中できる、眠気が

消えるといった現象が起こる。それは、カフェインに含まれる天然由来の

アルカロイドと呼ばれる有機化合物が、精神興奮作用や疲労感を軽減させる

作用を持っているためである。

 

適量のカフェインを摂取することに問題はないが、慢性的に摂取し続けると

依存が発生し、自分でも気づかないうちにカフェイン依存症状態になることが

ある。

 

さらに、カフェインを多く含む飲食物を短時間で多量に摂取すると

カフェインの代謝が追いつかず急激に中毒症状が現れることもある。

 

コーヒーやエナジードリンクや栄養ドリンクだけでなく、紅茶・緑茶・番茶

・ウーロン茶にもカフェインは含まれている。日本では、カフェインの

食品添加物としての使用量や1日当たりの摂取許容量の基準はなく、体格によって

異なるため、カフェインの適量の摂取量を判断するのはとても難しい。

 

次回はカフェイン依存症についてさらに掘り下げます。

 

 

 

 

 

 

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